品
季節がら実家の松の剪定を始めました。
秋風の中、枝を切ったときのよい香りが胸に沁みます。
休日はどこぞの御爺ちゃん状態の品です。
こんにちは。
【コラボ侍】
さて、先回のブログでお気づきの方もいらっしゃいましたでしょうが、
小声で挑戦宣言致しておりました課題、先ごろ達成致しました。
親御様の皆さん、またまた、ありがとうございました。
雑な部分も多いのですが、人数のある絵を描いて達成感ひとしおでした。
普段使わない色と、すごくお洒落なデザインに苦戦し、大変良い経験になりました。
以下ちょっとしたコメント。
左方「烏組」
初心者に六人は無謀でした、がやはり楽しかったです。
倒れそうになりながらの、紆余曲折なんとなくご想像下さい。
お頭の扇には勿論「烏」の一文字が入れてあります。
個人的に、ひげの方が格好良く描けたような、そうでもないような?
一番描き辛かった、難しかったのは狸休さんです。なんといっても髪型がお洒落過ぎます。
右方「お奉行様」
景元さん朋香さん共に、普段自分の描かない部類のお方々ですが、
それ故に却ってわくわく創作することができました。
この、”かぶいた”色遣い、塗っていてとても気持ちが良かったです。
特に髪は厚塗りで楽しく描けました。
お久しぶりにタチバナさんとお話しできたこと、大変光栄でした。
では、一息つきまして、今日はここでなんと、
【頂きもの】
のご紹介をさせていただきます。
恐れ多くも、送り主は藤藤キハチさん。
この度の色々な件について、何かご褒美をくださるということで、
私から『猫』と『蝶』のお題を出させて頂き、そこからお任せで絵をという事だったのですが……、
ええ、誰が想像できたでしょうか、まさかの
“大きな猫さん”です。
ハチさん、普段とは違った雰囲気で筆を走らせてくださった上、
虎という私の好きなところをしっかり汲んでくださいました。
貴重な御時間を割いて、私などの為に、と思うと、もう胸が一杯です。
そのきらめく瞳に是非とも狙われたいのですが、どういたしましょうか。
本当に有り難いのです、私、ハチさんの気風の良さにはすっかり参りました。
※※
あら、まだありますよ。
ということで。
ここからはまた、お時間のある方にのみ、お付き合いを頂きたいと思います。
御覚悟はお持ちですか?すごーく長くなりますので。
※※
……そうですか、御覚悟、ありがとうございます。
ではその、私、どなたかに少しお話を聞いて頂きたくなったので、
今回は一寸打ち明け話をしつつ、
お余所で頂いてきた【自分の絵観察バトン】というものに回答をしていこうかな、と思います。
唐突ですがみてみん以外に出没しない私、
今までちゃんとしてこなかった自己紹介も兼ね参りますので、
よろしければ是非、最後まで見て行ってくださいね。
では、しゃんとして。
胸襟を開いて参りましょう。
【自分の絵観察バトン】
●絵を描くきっかけ等も添えて自己紹介をどうぞ。
→ 品と申します。
社会人生活数年目、とある街で生活しつつ、
息抜きに読書と落描きを致しております。けして妖精ではありません、歴とした人間です(笑)
一応、独り暮らしをしておりまして、年齢は二十代。
平成生まれのゆとり世代だな、と、ひとまとめに言われることが嫌いです。
日本の古い文化と動植物をこよなく愛しております、田舎人です。
HN――
難しく悩むのは苦手なので安直に本名から取って参りました。
けれども、少しくらいはいじってあります。
響きには「たわみ、しなう」の意が含まれておりますので、
私のことはどうぞ、風に靡く雑草、とでも思っていただければ。
漢字の方と言えば、形が愛らしくて選んだだけですので、
品位、品格、とは全く無縁の未熟者です。
絵を描くきっかけ――
勿論素敵な小説作品に頂きました。
お恥ずかしながら、みてみんの投稿履歴がそのまま私の絵の創作経歴になりますので、
ご興味のある方は是非古い絵でも覗いてみてください。(但し私赤面ものです)
基本的に自立した活動よりも応援支援の方が性に合っているよう。
2013年11月現在、落書き二年生。
●画材以外で、描く時に必要なアイテムを教えて下さい。(音楽・写真集など)
→ とりあえず……
1・【お 茶】 紅茶、日本茶、中国茶。心和ませるためにとにかく必要。
ここ最近のお気に入りは凍頂烏龍茶。
爽やかで華やかな香気にうっとり。
2・【写真資料】 しかし、ある場合とない場合とがあります。
ある方が僅かに絵の説得力が上がるような、ような。
●好きな絵柄・理想の絵柄を教えて下さい。
→ 制作中の迷いを伺わせない柔らかで温かな絵柄、です。
水彩または厚塗りで上手に描きたいなと。
アニメ風は無理。安定感は零に近いです。
望みは高く、まだまだ修行中の身。
●自分で描く絵はどんな感じですか?
→ 霧中、残念ながら。
●自分の絵柄はどのように変化していきましたか?
→ 雑だったものが、ぼんやりぼかされ、ごまかされて参りました。
デジタルの技術は恐ろしい……。
●描いてる時に一番こだわる所はどこですか?
→ その時々で集中してみる点は変わっているので、
まだなんとも申し上げられないです。
全部ですと御答えできる日が来るまで、日々精進。
●絵を描く上で、使いやすい色を教えて下さい。(もしよければ理由もお願いします。)
→ 『黒』 霞を掴んでくれる有り難い色。
『白』 恥を雪いでくれる有り難い色。
と気障に言いつつ、完全に塗り始めの色です。
後、話はそれますが、
一色で好きな色は『緑』(植物の葉色)
二色の組み合わせで好きなのは『青・黄』です。
例えるなら、露草の花の色や、ゴッホの「夜のカフェテラス」など。
好みのど真ん中に位置します。
●どんな時に構図のアイデアがわいてきますか?
→ どんな時に?いえ、まず構図とは一体……そんな状況です。
基礎理解が追いついておりませんので、まだ湧くとかは全然無い、です。
真剣に描いていればきっとどうにかなるわ、という、毎回御座なりな取り組みを行っております。
●絵を描いている間どんな事を考えてますか?
→ 美しく描きたいと思って描いておりますよ。途中で諦めも致しますが。
●描き始める前と描き終わった後、構図や色使いにどれくらい変化がありますか?
→ 酷い時は、かなり酷いです。
水が、氷や雲になるくらいなことは平気で起こります。
線画を描かないので、いつでも、どこからでも修正をしてしまいます。
●他人の絵でも自分の絵でも注視する所はどこですか?
→ 陰影、でしょうか。
光はどこから射し、そして影はどこへ落ちるものなのか。
じっ、と見ます、見ます、が、よく分からないです(苦笑
●自分の描く絵にはどんなものが込められてますか?
→ 喜怒哀楽いずれにしても、内側より外側へ向かう気持ち。
●回答お疲れ様でした。最後に回答を見てみたい人の名前をどうぞ
→ お忙しい方に御迷惑はお掛けできませんのでこれにて。
――以上ですね、はい。聞いて頂けただけで私は幸せに思っておりますよ。
このようにある私ですが、貴方様には是非、今後とも宜しくお付き合いを頂きたいものです。
それでは、ここまで雑多なお話を 大変失礼致しました。
【本日〆之一枚】
竹内栖鳳展に行って無性に描きたくなった雀一羽。
こんにちは、タチバナさん。
ご多忙中にもかかわらず、
再びご感想をくださいましたこと心より御礼申し上げます。
思わぬ事でしたので、返信が遅れてしまい大変失礼致しました。
このような未熟者をよく見守ってくださって、
タチバナさんは本当に御優しい御方ですね。
私はもう胸が痛いくらいです。
色の使い方にもお褒めの御言葉頂きまして真に痛み入ります。
自分自身語ることもできぬ試行錯誤ぶりをそのようにおっしゃって頂き、お恥ずかしい限りです。
私は何も何も、
親御様のご創作の賜物と思っておりますから、
本当に感謝の気持で一杯なのですよ。
浅はかな私でしたが、
タチバナさんには素晴らしい御子さん方のお付き合い、
真にありがとうございました。
さて、それに致しましても、
サムネイルの件には凄く驚きました。
自分の個性、やはり自分自身では分かり兼ねるのですが、
なにやら知らぬうちにも表れ出てくるものはあるのですね。
ご提案も、ありがとうございます。
私が描くものは基本『和』ばかりですので、
時には西洋風、現代風に取り組むのも良いかもしれません。
駄目というよりは寧ろ勇んで拝受させて頂きましたので、
また近々御目にかけたいと思います。
それでは、
タチバナさんの御期待に背かぬよう、
私必ず必ず精進して参りますね